
こんにちは。リンクライトハブ編集部です。年々厳しさを増す日本の猛暑ですが、2026年の夏に向けた準備は進んでいますか。ニュースやSNSで「ワークマン エックスシェルター 2026」に関する話題を目にする機会が増え、その評判や発売日が気になっている方も多いのではないでしょうか。
私自身も毎年夏のアウトドアで暑さに悩まされており、今年は特に東レと共同開発した新素材や、透湿10万gという驚異的なスペックを持つレインウェアに大きな期待を寄せています。昨年の8倍となる278万点という供給量が計画されていることからも、メーカーの本気度が伝わってきますね。
この記事では、最新の展示会情報やカタログをもとに、今年の夏を快適に過ごすための「着る断熱材」の全貌と、賢い選び方を分かりやすく解説していきます。
- エックスシェルターの3つのタイプ(Ω・α・β)の明確な違いと選び方
- 東レとの協業で実現した「着る断熱材」の驚きのメカニズム
- 透湿10万gを実現したレインウェアなど2026年注目の商品スペック
- 発売時期や店舗での予約方法に関する最新情報

2026年のワークマンのエックスシェルターの機能
東レと共同開発した着る断熱材の仕組み
2026年モデルの「エックスシェルター」がなぜこれほどまでに注目されているのか、その理由は従来のアパレルの常識を覆す「断熱」というアプローチにあります。これまでの夏用ウェアといえば、メッシュ素材で「風通しを良くする」ことや、吸汗速乾素材で「汗を素早く乾かす(気化熱で冷やす)」ことが主流でした。しかし、近年のように外気温が体温(36〜37℃)を超えるような状況では、外の熱風を衣服内に取り込んでしまい、逆に身体を温めてしまうリスクがありました。
そこでワークマンが打ち出したのが、「熱を入れない(Insulation)」という逆転の発想です。これを実現するために手を組んだのが、日本が誇る世界的化学メーカーの「東レ株式会社」です。冬用の防寒着で培った断熱技術を応用し、夏用にチューニングすることで、外部からの熱エネルギーを物理的に遮断する特殊な素材を開発しました。
ここが進化のポイント
2026年モデルでは、単に熱を遮るだけでなく、以下の「17の機能」を搭載したハイブリッド素材へと進化しています。
・遮熱性:直射日光や路面からの輻射熱をブロック
・UVカット:紫外線による肌へのダメージを軽減
・吸水速乾:内部の汗を素早く処理
・軽量性:物理的な厚みを持たせず、空気のような軽さを実現
・接触冷感:触れた瞬間に冷たさを感じる加工
これらを、特殊な糸の配合や織り方によって1枚の生地(あるいは積層構造)で実現しているのが最大の特徴です。まさに「魔法の盾」を身にまとうような感覚ですね。
特に注目すべきは、ワークマン独自開発の断熱シートと、東レの先端素材技術が融合した点です。これにより、断熱性を高めると通常は損なわれてしまう「通気性」を確保することに成功しています。「熱は通さないけれど、風と湿気は通す」という矛盾する機能を両立させたことが、2026年モデルの最大の技術的ブレイクスルーと言えるでしょう。実際に、東レは航空宇宙産業での実績もある企業ですから、その技術力が日常着に落とし込まれていると考えるとワクワクしますね。
暑熱Ωとαとβの3つの種類と違い
2026年のエックスシェルターシリーズは、ユーザーの利用シーンや環境負荷に合わせて明確にグレード分けされました。これが「Ω(オメガ)」「α(アルファ)」「β(ベータ)」の3階層システムです。どれを選べばいいか迷わないよう、それぞれの特徴と推奨シーンを整理しました。
| グレード | コンセプト | 主なターゲット・シーン | 技術的特徴 |
|---|---|---|---|
| 暑熱Ω (オメガ) | 絶対防壁 プロ仕様 | ・建設現場、道路工事 ・農作業 ・40℃超えの炎天下 | シリーズ最強の遮熱性能。将来的な45℃環境も想定。太陽光の赤外線を物理的に反射・散乱させる金属酸化物などを練り込んでいる可能性が高く、空調服(ファン付きウェア)との併用で最強の効果を発揮します。 |
| 暑熱α (アルファ) | アクティブ バランス型 | ・登山、キャンプ ・野外フェス ・ランニング | 「織物(Woven)」ベース。遮熱・通気・軽さを高次元で融合。熱中症の4大リスク(体表温度、湿度、輻射熱、通気性欠如)すべてに対応する万能タイプ。肌離れが良い凹凸生地が特徴です。 |
| 暑熱β (ベータ) | コンフォート 冷却特化 | ・インナーウェア ・子供の通学 ・日常のリラックス着 | 「編み物(Knit)」ベース。伸縮性に優れ、肌にフィット。強力な接触冷感と吸水速乾性で、深部体温の上昇を防ぎます。αやΩの下に着るベースレイヤーとして最適です。 |
この表からも分かるように、ワークマンが提案しているのは「レイヤリング(重ね着)」による熱対策です。
例えば、真夏のキャンプや登山なら、インナーに「暑熱β」を着て汗を処理しつつ冷却し、その上に「暑熱α」のフーディやシャツを羽織って直射日光の熱を遮断する。この組み合わせこそが、2026年の夏を乗り切るための「最適解」になりそうです。逆に、ちょっとした外出なら「暑熱β」のTシャツ1枚でも十分な快適さを得られるでしょう。自分のライフスタイルに合わせて、グレードを選べるのは非常に親切な設計だと感じます。
氷が溶けない実験で証明された遮熱効果
「断熱性が高いと言われても、目に見えないからピンとこない」という方もいるかもしれません。そんな疑問を解消するためにワークマンが公開した比較実験が、非常に衝撃的でした。
実験の内容はシンプルですが、結果は一目瞭然です。夏のアスファルトや屋根を想定して加熱されたホットプレートの上に、3種類の生地(一般的なポリエステル生地、従来の接触冷感生地、そしてエックスシェルター 暑熱α)を敷き、その上に氷を置きます。
実験結果の様子
・一般生地:置いた直後から氷が溶け出し、数分で水たまり状態に。
・従来冷感生地:一般生地よりはマシですが、やはり熱が伝わり溶けていきます。
・X-Shelter:氷のエッジ(角)が残ったまま、長時間固形を維持。
この結果が意味するのは、エックスシェルターが「熱伝導率(熱の伝わりやすさ)」を極限まで低く抑えているという物理的な事実です。生地の内部に含まれる微細な空気層や、特殊なセラミック粒子などが「熱の橋(ヒートブリッジ)」を遮断し、下からの熱を上の氷(=人間の身体)に伝えないようにブロックしているのです。
これは日常生活でも大きなメリットをもたらします。例えば、炎天下に駐車していた車のシートに座る時や、熱せられたキャンプチェアに座る時、このパンツを履いていれば「アチッ!」となる不快感や火傷のリスクを大幅に軽減できるはずです。まさに「魔法の座布団」を履いているような感覚と言えるかもしれません。
45℃の過酷環境に対応する熱中症対策
「45℃」という数字を聞いて、どう感じますか?「さすがにそこまでは…」と思うかもしれませんが、世界気象機関(WMO)のデータや近年の日本の気象データを見ても、局所的に40℃を超えることはもはや珍しくありません。ワークマンは、この気温上昇のトレンドを深刻に受け止め、将来的に到来するであろう「45℃社会」を見据えた製品開発を行っています。
特にプロフェッショナル向けの「暑熱Ω」シリーズは、屋外で働く人々にとっての「生存装備(サバイバルギア)」として位置づけられています。熱中症は、めまいや頭痛だけでなく、命に関わる深刻な症状を引き起こします。企業にとっても、従業員の安全を守るための熱中症対策は、いまや福利厚生ではなく「法的義務」に近いレベルで求められています。
ワークマンの取り組みは、単に服を売るだけでなく、「過酷化する気候変動から人々の活動を守る」という社会的なミッションを含んでいます。2026年モデルの供給量を昨年の8倍に増やしたのも、この「守るべき人」が増えているという危機感の表れと言えるでしょう。私たち一般ユーザーにとっても、もはや夏服選びは「ファッション」だけでなく「防災用品選び」に近い感覚になってきているのかもしれません。
宇宙技術を応用した最先端の素材
最後に触れておきたいのが、この技術の背景にある「宇宙」との関わりです。今回タッグを組んだ東レは、航空宇宙産業においても重要なプレイヤーです。ロケットや宇宙船が大気圏に再突入する際の数千度の熱に耐える耐熱シールドや、宇宙空間の極端な温度差(日向は100℃以上、日陰はマイナス100℃以下)から機器を守るための断熱技術において、世界トップクラスの実績を持っています。
もちろん、エックスシェルターに宇宙船の部材がそのまま使われているわけではありませんが、「極限環境で熱を制御する」という知見やポリマー設計のノウハウが、私たちの着るTシャツやジャケットに応用されていることは間違いありません。
(出典:株式会社ワークマン『2026年春夏「XShelter」製品発表』)
NASAのアルテミス計画にも関わるような企業の技術が、数千円のウェアに搭載されている。この「技術の民主化」こそが、ワークマンが2026年に仕掛ける最大のサプライズなのです。最新テクノロジーを身近に感じられる点も、ガジェット好きにはたまりません。

ワークマンのエックスシェルター2026注目商品
透湿10万gのレインウェアの機能と特徴
今年、私がカタログを見て最も二度見したのがこのレインウェアです。商品名は「X-Shelter プレミアム 透湿レインジャケット」。アウトドア好きなら「透湿性(蒸れにくさ)」の数値には敏感だと思いますが、このジャケットが叩き出した数値は、なんと透湿度 100,000g/m²/24hです。
一般的な安価なレインウェアが5,000g程度、しっかりした登山用で20,000g程度、高級ブランドのトップモデルでも50,000gあれば「超高性能」と言われる世界です。その中で10万gというのは、もはや「着ていない」に近いレベルで水蒸気を外に逃がすことを意味します。これを9,800円という価格で出してくるのは、価格破壊を通り越して「価格崩壊」レベルです。
注目のスペック詳細
・透湿度:100,000g/m²/24h(業界トップクラス)
・耐水圧:30,000mm(大雨でも安心)
・バックイン機能:背中のファスナーを開放するとマチが広がり、リュックを背負ったまま着用可能。
・収納式フード:襟元にフードをしまえるので、バイクや自転車での使用時にバタつきません。
これだけのスペックがあれば、真夏の蒸し暑い雨の日の通勤や、激しく汗をかくトレイルランニング、登山などでも、「カッパを着ている不快感」から解放されるでしょう。ゴアテックスなどを検討している方も、一度試着してみる価値は十分にあります。
全身6900円で揃う登山コーデの紹介
これから登山やキャンプを始めたい方におすすめなのが、エックスシェルターシリーズで全身を揃えるコーディネートです。ワークマンが提案する「暑熱対策コーデ」は、機能性だけでなく、その安さでも衝撃を与えています。
| アイテム | 商品名 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| アウター | X-Shelter 暑熱α フーディ | 2,900円 |
| トップス | X-Shelter 暑熱β ワイドフィット半袖Tシャツ | 1,500円 |
| ボトムス | X-Shelter 暑熱α クライミングパンツ | 2,500円(セット想定) |
| 合計 | 全身フルコーデ | 6,900円 |
これらすべてを合わせても税込6,900円で収まります。有名アウトドアブランドなら、Tシャツ1枚買うのがやっとの金額で、最新の断熱ウェアが一式揃ってしまうのです。
特に「暑熱α フーディ」は、背面と脇に大型のベンチレーション(通気口)を備えており、風が通り抜ける設計になっています。また、袖口にはアジャスターボタンがあり、腕まくりもしやすい。登山中に体温調整をするのに非常に便利です。「まずは形から入りたいけど、お金はかけたくない」という初心者の方にとって、これ以上の選択肢はないでしょう。
普段使いに最適な接触冷感Tシャツ
日常使い、特に街着として活躍するのが「X-Shelter 暑熱β ワイドフィット半袖Tシャツ」です。βシリーズはニット素材で作られているため、Tシャツ特有の柔らかい肌触りと、動きやすい伸縮性を持っています。
このTシャツの凄いところは、着用した瞬間にひんやりと感じる「接触冷感」機能に加え、汗を吸って素早く乾かす際の「気化熱」を利用して冷却を持続させる点です。さらに、表側の生地にはチタン配合の糸が使われており、紫外線や近赤外線をカットしてくれます。つまり、着ているだけで「日傘」をさしているような効果が期待できるのです。
シルエットも今っぽい「ワイドフィット」で、体のラインを拾いすぎず、風が通り抜けるゆとりがあります。裾にドローコードが付いているため、キュッと絞ってバルーンシルエットにしたり、そのままストンと落としたりと、着こなしのアレンジも楽しめます。
洗濯時の注意点:柔軟剤はNG?
高機能ウェアを長く使うために注意したいのが洗濯です。特に吸汗速乾性や透湿性を持つ素材の場合、「柔軟剤」の使用は避けたほうが無難です。
柔軟剤の成分(界面活性剤など)が繊維の表面をコーティングしてしまい、本来の吸水性や、湿気を逃がす微細な穴を塞いでしまう可能性があるからです。洗う際は、漂白剤や蛍光剤の入っていない中性洗剤を使用し、ネットに入れて洗うことをおすすめします。
発売日はいつ?予約方法と店舗情報
気になる発売時期ですが、2026年春夏モデルは2月から3月にかけて順次発売される予定です。すでに一部の店舗では入荷が始まっていますが、本格的な展開はこれからです。
特にプロ仕様の「暑熱Ω」シリーズのジャケットなどは3月頃の登場が見込まれています。ワークマンの人気商品、特にメディアで取り上げられたアイテムは「入荷即完売」となることも珍しくありません。確実に手に入れたい場合は、公式オンラインストアでの「店舗受け取り予約」を活用するのが賢い方法です。これなら送料も無料になりますし、自分のサイズを確実に確保できます。
また、店舗形態によって取り扱い商品が異なる点にも注意が必要です。
・ワークマン / ワークマンプラス:全ラインナップ、特にΩシリーズ(作業着)が豊富。
・#ワークマン女子 / ワークマンカラーズ:おしゃれなα、βシリーズ、キッズ、レディースが中心。
自分の欲しいアイテムに合わせて、行くべき店舗を事前にチェックしておきましょう。
レディースやキッズ商品のラインナップ
2026年はキッズラインの強化も見逃せません。実は、身長が低い子供は、大人よりも地面からの照り返し(輻射熱)の影響を強く受けます。アスファルトの温度が50℃近い時、顔の位置が地面に近い子供は大人以上に過酷な環境にいます。
そのため、地面からの熱を遮断する機能を持つ「X-Shelter 暑熱β キッズTシャツ(980円)」は、子供の熱中症対策として非常に理にかなっています。980円という価格なら、洗い替え用に数枚買ってもお財布に優しいですね。
また、レディース向けやユニセックスで使えるアイテムも豊富です。特に「暑熱α フーディ」は、日焼け対策(UVカットUPF50+)としても優秀です。顔周りをガードするハイネック仕様になっているため、日焼け止めを塗り直すのが面倒な時でも、サッと羽織るだけで対策できます。女性のアウトドアシーンや、ガーデニング、犬の散歩などでも重宝すること間違いありません。

2026年の夏はワークマンのエックスシェルターで
- 2026年の夏は「熱を遮断する」新発想で快適に
- 東レと共同開発した素材は宇宙技術の系譜
- プロ用の「Ω」、万能な「α」、快適な「β」
- 氷が溶けない実験で証明された圧倒的な断熱性
- 45℃の過酷環境でも活動できる生存装備へ進化
- 透湿10万gのレインウェアは業界震撼のスペック
- 全身6,900円で揃うコスパ最強の登山コーデ
- 普段使いには接触冷感とUVカットのβTシャツ
- 洗濯時は柔軟剤を避けて機能を長持ちさせる
- 発売は2月〜3月順次、オンライン予約が確実
- キッズやレディースも充実し家族全員で使える
- 地面に近い子供こそ遮熱ウェアが必要不可欠
- 人気商品は即完売必至なので早めのチェックを
- 取り扱い店舗の違い(女子・プラス)に注意
- 最新情報は必ず公式サイトで確認してください

